そんな、大沢シェイパーのCOJOファクトリーに潜入し、サーフボードの作られている行程を紹介します。乗り手のイメージするボードが出来上がるまでの手の込んだ作業。膨大な経験によって作り出されるハンドメイドシェイプ。フォームを削り、クロスを張り、ラミネート、サンディング等、知識として知っておくのも面白いと思いますよ!
オーダーを受けよりそのライダーの求めているボードに近いものを探して行く。まずこのイメージの過程からがとても大切な物になって行く。なので、ショップにてボードをオーダーする場合はどんな板を求めているのかショップスタッフと綿密に話し合う事が大切である。
ロッカー・アウトライン・厚さなどのテンプレートを出し、プレーナー等を使ってフォームをシェイプする。 オーダーに合わせてシェイパーが手作業で調整していく。
コホサーフボードではすべてハンドシェイプにこだわる。2時間以上もの時間も要し、性格で高い技術が必要である。
オーダーに合わせて、マスキングテープ等でテーピングを施し、エアーブラシを使用し霧状にした塗料をフォームに吹き付けカラーリングする。
カラーリングの約8割は、テーピング作業で細かい作業のものは、半日以上かかることもある。
シェイプしたフォームにガラスクロスと樹脂を使ってコーティングする作業。
まずボトムからガラスクロスを使いアウトラインに沿って型を切る作業からスタートする樹脂を流し込み均等に伸ばし、樹脂の硬化に1日置く。
次にデッキも同様の作業を行い、そしてホットコートを行う。計3日間もの時間を要する。
この工程は、粗い目・細かい目のペーパーを使用し、サンディングマシーンという機械を使いもとのシェイプにより近く表面の樹脂をきれいに磨き上げていく(4種類以上のペーパーを使ってサンディングしていく作業) オーバーサンディング等の失敗は出来ない工程
FCS等は、ホットコート行ったサーフボードに穴をあけ、その穴にCUPを入れ角度を決めた後、樹脂でそのCUPを硬化させる。
サンディング時のペーパーのキズを消す効果と共に汚れを着きにくくする為にフィニッシュ剤を吹き付ける。この工程により、よりきれいなサーフボードに仕上がる。